ゴルフ用語

2014.07.11

逆しなり

 インパクトの瞬間、シャフトはどの方向にしなっているか? 正しくスウィングすれば、「逆しなり(reverse whip)」しながらボールに当たっているはずである。

 “逆”とは、どういうことかというと、トップからダウンスウィングの途中までのしなりとは、反対側にしなっているという意味である。切り返しの瞬間、手元は引き下ろされるが、ヘッドはまだテークバックの方向に動こうとしているため、両者の間で引っ張り合い状態となり、シャフトが大きくしなる。シャフトが概ね地面と平行だとしたら、ヘッドが地面に向かって垂れ下がる方向にしなるということだ。

 ダウンスウィングの途中までは、このしなりの向きが維持されるが、インパクトが近づくにつれて、しなったシャフトが“しなり戻り”はじめ、インパクトまでに反対方向にしなってボールをとらえることになる。シャフトを逆しなりさせてインパクトすることによって、シャフトの反発力を利用してボールを弾くことができ(初速アップ)、また、フェースが上を向いた状態で当たるので、打ち出し角も高くなるというメリットがある。

 ちなみに、シャフトを効率的に逆しなりさせるには、ダウンスウィングの途中から、手元を「減速」させなければならない。手元側が“止まる”から、シャフトがしなり戻って、ヘッドが“走る”。飛ばし屋ほど、手元の“ブレーキ”を上手く使って、シャフトの反発力を最大限に生かして飛ばしているのである。

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