ゴルフ用語
2007.11.09
ユーティリティ(utility)は、「実用的な」といった意味合いの言葉で、ゴルフではフェアウェイウッドとロングアイアンの中間的な特徴を持つクラブのことを指す。アイアンセットが5番からというのが一般的になってきている現在、メーカー側でも開発に力を入れているジャンルのクラブである。
ユーティリティは一般的にフェアウェイウッドよりシャフトが短く、扱いやすいのが特徴。ロングショットをアイアン感覚で打てるところが、プロ、アマチュアを問わず人気の理由である。
また、ユーティリティにはウッド型とアイアン型があるが、それぞれの特性をおおざっぱに分類すると、ウッド型はフェアウェイウッドが苦手な一般アマチュア向き、アイアン型はロングアイアンに少しだけやさしさをプラスしたい上級者向きということができる。ただし、メーカーの開発コンセプトや、形状のバリエーションは多岐にわたるので、どのタイプが誰に向いているかということは一概にいえなくなってきた。
ちなみに、英語ではユーティリティよりも、“hybrid(混合型)”と呼ぶのが一般的なようだ。