ゴルフ用語

2014.09.05

ストロングロフトアイアン

2000年代に入ってから、アイアンのロフトは徐々に立ってきている。設計意図としてロフトを立てたアイアンのことを、「ストロングロフトアイアン(strong lofted irons)」という。

1990年代前半までは、5番アイアンで28度、7番アイアンで36度というのが普通だったのだが、最近のアイアンになると、5番で21~24度、7番で28~30度となっているものが多い。かつての基準からすると、2番手もロフトが立っていることになるわけだ(ただし、ストロングロフトの度合いは、アベレージ向けほど大きく、上級者向けやプロ仕様のアイアンでは小さくなっている)。

ストロングロフトにする理由は、もちろん飛距離を伸ばすためである。ヘッドスピードが遅い人でも、ロフトを立てるとボール初速がアップするので、その分、飛距離アップが見込める。反面、ロフトを立てると、ボールが上がりにくくなるというデメリットがあるが、キャビティや複合素材、シャフトも含めた全体の軽量化などで、ボールを上げやすくし、デメリットを解消している。

ちなみに、どんな人でも、ストロングロフトのほうが飛距離が出る、という考えは間違いである。最適なロフトは常にヘッドスピードやヘッドの入射角、それにバックスピン量と相関関係にあり、それぞれの条件によっては、ストロングロフトアイアンのほうが、むしろ飛距離が落ちるということもあり得るのだ。

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