ゴルフ用語
2007.11.22
最近では、「本日のグリーン=○フィート」という具合に、グリーンの速さが掲示されているゴルフ場が多くなった。このグリーンのスピードを測るのに使う道具が、「スティンプメーター(Stimpmeter)」である。
スティンプメーターは、樋(とい)のような形をした金属製のレールで、長さは1ヤード。レール幅はちょうどボールがその間を転がるようにできており、一方の端にはボールをセットするための小さな穴が空けられている。構造はおそろしくシンプルだ。
使い方は、まずグリーンの平らな部分にスティンプメーターを置き、ボールをセットする。ボールのセットされている側をゆっくり持ち上げていくと、最終的にボールが転がり出るが、その転がった距離がグリーンスピードとなる。プロのトーナメントのグリーンで11フィート~13フィート。一般用のコンディションでは、10フィートを超えると、かなり速いと感じるはずだ。
ちなみに、スティンプメーターを発明したのは、アメリカ人のエディ・スティンプソン(Eddie Stimpson)という人物。スティンプメーターの「スティンプ」は彼の名にちなんだものである。