ゴルフ用語

2008.08.01

ミート率

 ドライバーの飛距離を決める3要素(ボール初速、打ち出し角、バックスピン量)のうち、最も簡単に飛距離に結びつきやすいのは、ボール初速である。このことは、ヘッドスピードが速い人のほうが飛ぶ(一部例外もあるが)という事実を考えるとわかりやすい。では、ヘッドスピードが上がれば、それに比例してボール初速もアップするのかというと、ことはそう単純ではない。ヘッドスピードの他に、ボール初速に関わる重大な要素がもうひとつあるからだ。その要素が、「ミート率(smash factor)」である。

 ミート率は、ボール初速÷ヘッドスピードの数値で表される。ヘッドスピードが40m/sで、ボール初速が60m/sなら、60÷40=1.5で、ミート率は「1.5」である。一般的にミート率が1.4を超えると、効率的に飛ばしている部類に入る。理論上、ミート率は1.56くらいが限界とされているが、プロゴルファーのミート率は1.5を超えている場合も多い。

 ちなみに、ミート率の影響は多くのゴルファーが考えているよりはるかに大きい。仮にヘッドスピードが45m/sで、ミート率が1.35なら、ボール初速は60.75m/s。これが、ヘッドスピード43m/sでも、ミート率1.45と高ければボール初速は62.35m/sとなる。つまり、ヘッドスピードが遅いほうが飛ぶという現象が起きる。女子プロゴルファーが、時にはヘッドスピードに勝る一般男子アマチュアより飛ばすことができるのは、ミート率が極めて高いからである。

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