ゴルフ用語

2014.10.24

ショットリンク

米PGAツアーには、「ショットリンク(ShotLink®)」というシステムがあり、トーナメント中のプレーヤーのショット、アプローチ、パットのデータをほぼ全ショット、正確に記録している。

ショットリンクは、レーザー計測器を用いて、ボールが最終的に止まった地点を記録し、リアルタイムでウェブサイト上に表示するシステム。計測の精度は高く、グリーン上でわずか2インチ(約5㎝)以内、グリーン以外では1ヤード(約90㎝)以内の誤差しかない。これにより、インターネットを通じて、より臨場感のあるトーナメント観戦が可能になった。また、それまでとは違う、精密なショットごとのデータが集積され(例えば、100ヤード以内から打ったショットがピンまで平均何フィートについたかというプレーヤーごとのデータ)、プレーヤーの本当のショットレベルやパッティングスキルが赤裸々にわかるようになってきた。

ショットリンクの試験運用が始まったのは2001年頃。2005年には、大学教授や大学院の学生たちに対して、ショットリンクを通して蓄積されたデータの、学術目的での無償提供がスタートし、それがデータ分析の充実に拍車をかけた。

ちなみに、ショットリンクの運用には、数多くのボランティアが必要で、それが日本で同様のシステム運用を妨げる要因のひとつとなっている。さらに、運用にともなう高額な費用を、日本のツアー(日本ゴルフツアー機構や日本女子プロゴルフ協会)では、到底まかなえないため(スポンサーに資金的に依存している体質のため)、近い将来、同様のシステムが導入される可能性は低いといわざるを得ない。

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