ゴルフ用語

2008.09.26

ライダーカップ

 今年(08年)は「ライダーカップ(Ryder Cup)」の開催年である。ライダーカップは、アメリカとヨーロッパのPGAツアープロによる、チーム対抗戦で、2年に1度開催される。9月19~21日の日程で、アメリカ・ケンタッキー州のバルハラGCで行われた大会は、アメリカチームが勝ち、9年ぶり※にカップを奪還した。

 大会は、フォーボール(各チーム2人ずつ、ひとり1つのボールをプレーし、ベストボールを採用)とフォーサム(各チーム2人ずつ、チームで1つのボールを交互にプレー)、シングル(1対1のマッチプレー)の3種類のフォーマットを組み合わせ、3日間で行われる。各マッチの勝者に1ポイント、引き分けは両者に2分の1ポイントが与えられ、そのトータルでチームの勝敗が決まる。

 ライダーカップの公式な第1回大会開催は1927年である(それ以前に非公式な対抗戦が数度行われている)が、当初はアメリカとイギリス(グレートブリテン、つまりイングランド、スコットランド、ウェールズの3カ国)のプロによるチーム対抗戦だった。「ライダーカップ」の名称は、イギリス人の実業家、サミュエル・ライダー氏の提案と資金援助により大会開催が実現したことによる。

 1973年の大会から、イギリスチームにアイルランドが加入し、さらに1979年の大会からはヨーロッパとアメリカの対抗戦に変わった。これは、アメリカチームのほうが選手層が厚く、第二次世界大戦後の20年あまり、ほぼ一方的に勝利(1947~1971年の13大会でアメリカが12勝1敗)したため、より大会の競技性を増すための措置である。

 ちなみに、ライダーカップの生みの親のライダー氏は、植物の“種”の販売で財を築いた。種を封筒に入れて販売するというアイディアを発明したのは、ライダー氏である。

※01年開催予定の大会が、アメリカ同時多発テロの影響により、翌02年に順延されたため

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