ゴルフ用語

2008.07.11

オーバーシード

 関東から西の地域では、ほとんどのコースでフェアウェイにコーライという種類の芝を使用している(一部地域ではバミューダグラスを使用)。コーライの難点は寒くなると(平均気温が10度を下回ると)、休眠状態に入り、茶色く枯れたようになってしまうことだ。いかに冬であっても、一面茶色のゴルフ場はゴルファーにとっては興ざめ。そこで、秋にライグラスという寒地型品種の芝の種を蒔き、冬の間だけ根付かせ、フェアウェイを緑に保つ方法がある。これを「オーバーシード(overseeding)」という。

 オーバーシードされたライグラスは、春ごろまでは生育するが、夏になり一定以上の気温になると生育を停止してしまう。従って、春先には再び、コーライ(あるいはバミューダ)の種を蒔いてコースの草種を転換しなくてはならない。2種類の芝を毎年交互に育て、管理するのには多額の費用がかかるため、オーバーシードを行っているコースの数自体はそれほど多くはない。

 ちなみに、関東より北の地域でフェアウェイに用いられているベントグラスやケンタッキーブルーグラスという種類の、いわゆる「洋芝」は、休眠状態に入っても緑のままなので、オーバーシードの必要はない。最近では、ニューベントと呼ばれる耐暑性の高い洋芝が数多く開発され、関東以西の地域でも積極的に使われるようになっている。

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