ゴルフ用語

2008.03.14

救済のニアレストポイント

 ボールやスタンスが、動かせない障害物、異常なグラウンド状態(修理地やカジュアルウォーターなど)、目的外のグリーン(サブグリーンなど)の上やそばにあって、通常のスウィングができない場合、ルールにより無罰で救済を受けることができる。その際に、まず決めなくてはいけない基準点が「救済のニアレストポイント(the nearest point of relief)」である。

 ニアレストポイントは、ホールに近づかず、障害を完全に避けうるという条件で、ボールが元々あった場所から最も近い場所を指す。このポイントから、1クラブレンクス以内にドロップし、落ちた地点から2クラブレンクス以内でボールが静止すれば、ボールはインプレーとなる(元の位置とニアレストポイントの両方よりホールに近づいてはならず、救済を受けようとした障害は完全に避けている地点でなくてはならない)。

 ちなみに、最も遭遇しやすい救済の場面は、カート道路上にボールが止まった場合であろう。カート道路がコースの右サイドにあると、多くの場合、ニアレストポイントは道路の左側、つまりフェアウェイサイドになる(道路の右側はスタンスとボール位置の幅の分だけ、ボール位置が道路から遠くなるため)。日本ではどういうわけか、「ルールがわからないときは、自分に不利になるように処置する」という不文律が横行していて、「フェアウェイ側にドロップしてはいけない」と思い込んでいる人が多い。ゴルフは、自らが審判をする唯一のスポーツ。ルールブック携行はプレーヤーの義務である。「ルールがわからないとき」は、カンではなくルールブックに頼ればいいのだ。

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