ゴルフ用語

2014.08.22

重心深度

ドライバーの性能を示す数値のひとつに、「重心深度(gravity depth)」がある。これは、ヘッド内部にある重心点からフェース面までの垂線の長さのこと。この距離が長いほど、重心深度が“深い”ドライバーということになる。

重心深度は、ボールの上がりやすさと密接に関係している。重心が深いドライバーほど、インパクトの瞬間にヘッドの“尻”が落ちやすく(※)、フェースが上を向く(ロフトが増える)ため、ボールが上がりやすくなる。逆に、重心が浅いドライバーは、インパクトでフェースが上を向きにくいので、ボールは上がりにくくなるが、ロフトが立った状態で打てるので、球が強くなる。つまり、ヘッドスピードがあまり速くなく、球が上がりにくくて飛距離をロスしている人には、重心深度の深いドライバーが合っていて、ヘッドスピードが速く、球が吹き上がって(スピン量が多すぎて)飛距離をロスしている人には、重心深度が浅いドライバーが合っているということだ。

ちなみに、この重心深度とボールの上がりやすさの関係は、アイアンにはほとんど当てはまらない。通常のアイアンは、重心深度が浅すぎて、ドライバーのようなインパクトでのヘッドの回転は起こらないからだ。また、フェアウェイウッドやユーティリティの場合は、ボールを地面から直接打つ関係上、フェース上の重心点より下側でヒットしやすく、ヘッドの回転方向がドライバーとは逆になりやすいため、やはり重心深度が深いから球が上がるとは、一概には言えない。

※編集部注:ボールの衝撃により、インパクトでヘッドは重心点を中心に回転しようとする。これは、ドライバーのスウィートスポットの高さと、ヘッド内部の重心点の高さにずれがあるため(重心点のほうが低い)。重心深度が深いほど、ヘッドが回ろうとする力は強くなる

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