ゴルフ用語

2008.08.29

バウンスバック率

 プロツアーで提供している、選手のパフォーマンスデータ(スタッツ、stats)については、これまで何度か紹介してきた。一流プロの技術力を数字で実感できる、これらのデータを眺めるのも、プロツアーの楽しみ方のひとつである。その中でも、米PGAツアーだけで提供される「バウンスバック率(Bounce back)」は、技術力だけでなく、そのプレーヤーの精神力の高さが垣間見えるデータとして、非常に興味深い。

 バウンスバック率は、ボギーかそれより悪いスコアで上がったホールの直後のホールで、バーディかそれよりいいスコアをマークする確率のこと。"bounce back"は「立ち直る」という意味である。プロであっても、ボギーを打てば精神的打撃を受け、その後平常心を欠いてズルズルとスコアを崩すということはままある。バウンスバック率の高いプレーヤーというのは、ボギーを打ってもすぐに気持ちを切り替えて、高い集中力を保ったまま次のホールをプレーすることができるということだ。

 ちなみに、今シーズン、プレーオフ第一戦を終えた時点でのバウンスバック率1位はフィル・ミケルソンで26.70%。現在、ケガで休場中のタイガー・ウッズは、1999年、2000年と連続してこの部門の1位を獲得している。特に、タイガースラムの始まった(全米オープンから全米プロ選手権までメジャー3連勝した)2000年は36.80%という、圧倒的な数字で、タイガーの精神力の高さを物語っている。

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