ゴルフ用語

2013.11.18

荒天手当

 かつて、キャディ付きラウンドが当たり前だった時代、雨の日のプレーの場合、キャディには特別手当が支払われた。「荒天手当(heavy weather extra payment for a caddie)」がそれだ。

 荒天手当は、通常のキャディフィに上乗せする形で、プレーヤーひとりひとりから徴収される(500円~1000円程度というのが普通)。要するに、雨の日は「キャディが大変だから」ということで支払う、割増料金ということだ。

 現在では、荒天手当を廃止しているコースがほとんどである。理由は、ゴルフ場の入場者数の減少により、高額な料金設定では集客が難しくなったこと、セルフプレーが一般的になり、そもそもキャディのいない(キャディをリストラした)コースが増えたこと、外資資本によるゴルフ場買収で、プレー料金体系の見直し(低料金化)が進んだこと、などが挙げられる。

 ちなみに、荒天手当の発想は、欧米の「チップ」の概念に由来すると言われている。日本にはチップの習慣がないので、手当という名目で徴収するということ。しかし、どうにも「押し売り」感が強い。今も昔も、「心づけ」として、担当したキャディに直接、ねぎらいの気持ちを伝えることは行われているのだから。

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