ゴルフ用語

2013.07.26

フライングエルボー

 トップでは、必要以上に右わきを空けないことがいいスウィングの条件とされる。右ひじが浮いて、右わきが空いたトップは「フライングエルボー(flying elbow)」と呼ばれ、悪いスウィングの代表例のひとつとなっている。

 右わきを締めるというのは、右ひじを体にくっ付けるという意味ではない。仮に、右ひじを体にくっ付けたままスウィングすると、トップではものすごく窮屈な形になってしまう。大事なのは、右ひじの向き。トップで右ひじが地面のほうを向くように上げると、ひじが体から離れていても右わきは空かない。右ひじが自分の背後を指すように上がるのがフライングエルボーで、この状態だと右わきは確実に空いてしまう。

 トップで右わきが空くと、それにともなってシャフトが飛球線とクロスし(右を向き)やすい。そうなると、切り返しでシャフトの向きを修正しながら下ろす必要があり、スウィングの再現性が下がる。だから、フライングエルボーはよくないとされるのである。

 ちなみに、トッププロの中にもフライングエルボーの選手はいる。92年のマスターズ優勝者、フレッド・カプルスなどは、その代表例。トップでのシャフトの向きが概ね正しく(飛球線と平行)、ダウンスウィングで空いたわきを締めながら下ろせるのならば、フライングエルボーでも問題はないのである。

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