ゴルフ用語

2008.09.05

フェデックスカップポイント

先日(2008年5月15日~18日)、米PGAツアーのAT&Tクラシックで今田竜二が優勝、日本人プレーヤーとして3人目の快挙を達成した。この優勝により、今田の賞金ランクは一気にトップ10内に躍進(5位、5月26日現在)したが、もうひとつの重要なランキングで上位(3位、5月26日現在)に入ったことが大きい。そのランキングとは、昨年(2007年)からPGAツアーに導入された「フェデックスカップポイント(FedExCup Points)」である。

2007年、PGAツアーには「フェデックスカップ」という、新たなツアーの枠組みが創設された。従来のPGAツアーイベントを、レギュラーシーズン(33週)とプレーオフ(4週)に分け、レギュラーシーズンでのフェデックスカップポイント獲得上位者のみが、プレーオフに進出できる仕組み。プレーオフ終了時点でのフェデックスカップ上位者には、トータル3500万ドル(約37億円)のボーナスが支給され、ポイントトップのフェデックスカップチャンピオンは、1000万ドル(約10億5000万円)もの大金を手にすることになる。これは、プロスポーツでひとりのプレーヤーが獲得する賞金の最高額である。

プレーオフに進めるのは、レギュラーシーズンでのフェデックスカップポイントランク144位まで。ここで、順位はそのままに獲得ポイントがいったん整理されるため(1位が100000ポイント、2位が99500ポイント、3位が99250ポイントというようにあらかじめ決められた持ち点が与えられる)、144人全員にフェデックスカップチャンピオンの可能性がある。しかし、プレーオフ4試合は、獲得ポイントにより1試合ごとに参加人数が制限されていき、最終戦のツアーチャンピオンシップには、上位30人しか出場することができない。

また、翌シーズンのシード権が確定するのはこの30人だけ。これに満たないプレーヤーたちは125位までのシード権を争い、プレーオフ後に行われる「フォールシリーズ(Fall Series)」(7週)を戦わなくてはならない。現時点でフェデックスカップポイント3位の今田は、少なくともプレーオフ進出の権利はほぼ確定。今後、上位をキープすればより有利にプレーオフを戦うことができる。ちなみに、昨年の初代フェデックスカップチャンピオンは、もちろんタイガー・ウッズである。

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