ゴルフ用語

2013.07.12

アンカリング

今年(2013年)5月、2016年シーズンからパッティング時の「アンカリング(anchoring)」を禁止する合意が、USGAとR&Aによって発表された。またアメリカのPGAツアーも7月に禁止に合意している。

「アンカリング」とは、長尺や中尺のパターを使う際に、体の一部を使ってグリップエンドなどを固定すること。"anchor"は、船の“いかり”のことで、そこから"anchoring"は、“固定”という意味になる。

このルール変更は、長尺や中尺パターそのものを禁止しているわけではないので、グリップエンドを固定しなければ、2016年以降も引き続き使用することはできる。しかし、グリップエンドを固定しない使用法では、振り子のように振れる長尺・中尺のメリットが薄れてしまうため、実質的な”使用禁止”と同じだろう。

2011年の全米オープンで、キーガン・ブラッドリーが、長尺パター使用者で初めてのメジャー優勝者となってから、「アンカリングを規制すべきだ」という議論が加速した。「伝統的なゴルフのスタイルに反している」ということと、「パッティングがやさしくなるので不公平」ということの2点が主な理由である。

ちなみに、長尺・中尺だから「やさしい」、つまりカップイン率が高い、という科学的なデータはまだない。ただし、プロゴルファーに多い「イップス」症状の軽減には効果があると、多くのプレーヤーが証言している。

ゴルフ用語集へ ≫≪ ゴルフコラムTOPへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー