ゴルフ用語

2012.11.16

インサイドアウト

 インパクトは一瞬の出来事だが、その短い間にもクラブヘッドは動き続けており、その軌道やフェースの向きが、打ち出された後のボールの飛び様に影響する。飛距離を得るためのインパクトのヘッド軌道として理想的なのは、ヘッドが体に近い側からボールに接近して、体から遠いほうに抜けていく状態、いわゆる「インサイドアウト(inside-out)」である。

 ボールがフェースに接触してから、空中に飛び出すまでの間、ヘッドがインサイドアウトに動くと、ボールには左に回転するサイドスピンが加わる。つまり、これによりスライスが抑制され、つかまったドローボールが打てるようになる。逆にいえば、初心者の場合、この区間でヘッドが体に遠い側から近い側に動く、「アウトサイドイン(outside-in)」であるために、スライスが頻発するということだ。

 ちなみに、「インサイドアウト」と聞いて、ヘッドを目標より大きく右に振り抜くスウィングをイメージするのは問題がある。なぜなら、ゴルフのスウィングは背骨を中心とした軸回転運動で、クラブヘッドは軸に対してインサイドインに動くのが正しいからである。インパクトがインサイドアウトというのは、(特にアイアンで)ボールがスウィングの最下点(インサイドから下りてきたクラブが、その地点を境にまたインサイドに抜けていくポイント)より手前にあるから。つまり、インサイドアウトというのは、正しいボール位置で正しいスウィングをした結果でしかないのである。

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