ゴルフ用語

2012.04.13

ワイドスタンス

 石川遼は、同年代の日本ツアーのプロや、海外のプロと比較しても、かなり「ワイドスタンス(wide stance)」に見える。

 一般的にスタンスの幅は、肩幅と同じくらいがいいといわれている。ただし、同じ肩幅でも、両足の内側のラインを肩幅に合わせると、見た目的にはやや広めのスタンスとなるので、ワイドスタンスを定義するとすれば、それ以上に広いスタンスということになるだろう。

 ワイドスタンスにするメリットは、重心を下げて土台を安定させること。これは例えば、斜面から打つときなどに有効で、きつい斜面から打つような場面では、無意識のうちにスタンス幅を広げて、下半身がぐらつかないようにしているものだ。

 また、土台が安定すると強く振ってもスウィングがぶれにくいというメリットがあるが、しかし、その一方で、体重移動がしにくかったり、腰から下の回転がしづらかったりというデメリットもある。したがって、スタンスを広げたからといって、必ずしも飛ばせるようになるとは限らない。石川遼がワイドスタンスで飛ばせるのは、ひざや股関節をやわらかく、ばねのように使って大きく体重移動し、しかも素早く回転しているからである。

 ちなみに、その石川遼は左足に回転軸を意識したスウィングに改造中、といわれている。大きな体重移動は確かに大きなパワーを生むが、インパクトのタイミングがずれやすい。そこで、軸をあまり左右に動かさないイメージにすることで、世界と戦える正確性を得ようとしているのだろう。

ゴルフ用語集へ ≫≪ ゴルフコラムTOPへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー