ゴルフ用語

2012.03.30

アドレス

 他の球技と違って、ゴルフには動き出す前に、ほとんど静止した状態がある。「アドレス(address)」というのは、この動き出す前の構えを指す、ゴルフ特有の呼び名だ。

 アドレスという静止姿勢があることが、ある意味、ゴルフを難しくしているといえる。野球やテニスなら、向かってくるボールに反応しなくてはいけないから、基本的にあれこれ考えているひまがない。ゴルフにはそれがあるため、考えなくてもいいことまで考えてしまう。アドレスして、「池に入れたくない」と思うと、なぜか魅入られたように池につかまってしまうという経験は、誰にでもあるはずだ。

 アドレスで大事なのは、いつでも動き出せるように、リラックスしてバランスよく立つこと。それに尽きる。例えば、その場でジャンプして着地した姿勢などは、自然に前後左右のバランスがとれているので、正しいアドレスの参考になるだろう。

 ちなみに、今年(2012年)のルール改正で、「アドレス」の定義が少し変わった。これまでは、スタンスを決めてクラブをソールした時がアドレスだったが、新しい定義では「プレーヤーはスタンスをとっていたかどうかにかかわらず、球の直前、または直後の地面にクラブを置いた時に」(ゴルフ規則第2章・用語の定義)、アドレスしたとみなされる。「アドレス」した後でボールが動くとペナルティとなるので、注意が必要だ。

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