ゴルフ用語

2011.12.02

リストコック

 ひじや手首をまったく曲げずにスウィングすることは、不可能ではないもののかなり窮屈でスピードのないものになる。逆に言えば、スムーズでスピーディなスウィングには、ひじや手首の関節を上手く使うことが不可欠ということ。特に「リストコック(wrist cock)」は、とても重要だ。

 リストコックは、手首を曲げる動き(またはその角度)のことだが、(テークバックで)いつ手首を折るかというのは、割と大事なスウィングのテーマでもある。というのも、リストコックのタイミングによって、スウィングの印象がかなり変わるからである。

 リストコックのタイミングが速いことを「アーリーコック(early coking)」といい、谷口徹やキム・キョンテ、アーニー・エルスなどがこのタイプ。ヘッドの動きを重視した鋭い振り抜きが特徴。反対に、コックのタイミングが遅いのは「レートコック(late cocking)」で、こちらは宮里藍が代表選手。体の回転を重視した、ゆったりと大きなスウィングになりやすい。どちらがいい、ということではなく、自分に合ったタイミングでコックをすることが、安定したスウィングにつながるということだ。

 ちなみに、リストコックの角度が最大になるのは、テークバックではなくダウンスウィングの途中である(ヘッドの重さを引っ張ることによって手首の曲げ角度が深くなるため)。これがいわゆる手首の「タメ」ということだが、多くの人が思っているのとは違って、この時の手首(腕とシャフト)の角度が90度以下になることはない。プロのスウィングの連続写真で、ものすごく「タメ」が深く見えるのは、斜めに傾いたスウィング軌道を正面から見ているからである。

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