ゴルフ用語

2011.07.22

高原コース

 夏のゴルフは暑さが体に堪える。そこで、この時期は、涼しい「高原コース(golf courses in highlands)」が人気となる。

 高地にあるゴルフ場は、「ボールが飛ぶ」といわれている。標高が高くなるほど、気圧が下がるので、空気抵抗が下がり、飛距離が伸びるというのがその理屈。果たして、これは本当だろうか。

 確かに、空気抵抗が少ないほうが、ボールの勢いは増す。海抜高度が1000メートル上昇するごとに、およそ0.1気圧(海抜0メートルは1気圧、10000メートルで0気圧)下がるとされているので、もし、空気抵抗の減少が、飛距離の伸びと反比例すると仮定すれば、海抜1000メートルの高地では、飛距離が10%(ドライバーが200ヤード飛ぶ人なら220ヤード)アップする計算になる。しかし、ボールの水平方向への飛距離には、バックスピンによる揚力の影響が非常に大きい。揚力が長く維持されれば、それだけ落下までの時間が延び、キャリーが増すということ。そして、揚力は空気抵抗によって生み出されるので、空気抵抗が少なくなる高地では、ボールの勢いは増しても、揚力が減少し、結果、期待しているほどには飛距離は伸びないというのが現実だ。

 ちなみに、今週(2011年7月21日~24日)開催され、2013年から女子5つ目のメジャー大会へ昇格することが発表された、「エビアンマスターズ」の開催コース、エビアンマスターズGCは、フランスのエビアン・レ・バンという地区にあり、海抜約500メートル前後の高地にある。日本からも多数のプロが参加しており、日本でプレーしている時と比べて飛距離が伸びているのかどうか、という点に注目してTV観戦するのも一興だろう。

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