ゴルフ用語

2010.12.17

チッパー

 一般的な14本のクラブセッティングには、通常含まれないが、アプローチの苦手な人のバッグには入っていることが多いクラブがある。パター程度のシャフトの長さで、ショートアイアンからウェッジくらいのロフト、それにウッドのようなソールが特徴のクラブ、それが「チッパー(Pitching Niblick)」だ。

 使い勝手はパターに近いが、パターと違ってロフトがあるのでボールは上がる。また、ソールが厚いので、よほどおかしな打ち方をしない限り大きくダフることがない。ウェッジで「ザックリ」が怖い人にはもってこいのクラブである。

 ちなみに、このチッパーの原型となるクラブは、実は大昔からあり(ピッチングニブリック。英語ではこの呼称が今でも使われる場合が多い)、短いアプローチ専用のクラブとして、バッグに入れるプレーヤーも多かった。しかし、クラブの携行本数が14本に制限され、ウェッジでほとんどのアプローチをこなすようになるのにともない、一般的なクラブではなくなった。また、ピッチングニブリックのロフトはウェッジのように寝ているとは限らず、セットによってかなりまちまちだった。現在ではチッパーと同じ意味で「ジガー(jigger)」という呼び名も使われるが、本来はピッチングニブリックでロフトの立ったものを「ジガー」と呼び分けていたようである。

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