ゴルフ用語

2010.09.10

2度打ち

 アマチュアにとって、グリーン周りで怖いのはアプローチのダフり、いわゆるザックリだが、この時さらに不運なことに、ボールを「2度打ち(striking the ball more than once)」してしまうことがある。ダフって減速したヘッドがボールに当たると、打ち出しのスピードが遅いため、フォロースルーのヘッドが飛んでいるボールに追いついてしまうというのが、2度打ちのメカニズム。

  この原理からいうと、ダフらなくても、深いラフからのアプローチや、フェースを大きく開いたロブショットなどの場合は、2度打ちの危険がある。こういう場合、スタンスをオープンにして、ヘッドをインサイドに(カットに)振り抜くことが多いが、これはスピンを増やすためのテクニックであると同時に、ボールの飛んでいく方向とヘッドの進行方向を変えることで、2度打ちを防ぐという意味合いもあるのだ。

  ちなみに、ルール上、2度打ちは通常の1ストロークに、1打罰を加えてトータル2ストロークとして計算する(ゴルフ規則:3章14-4)。2回打ったから2ストロークではないところがポイントで、英語表記を見ればわかるように、「1回より多く打ってしまった場合」に1打罰が付くということ。つまり、3度打ちでも4度打ちでも、2ストロークになるということである。

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