ゴルフ用語

2010.08.27

松枯れ

 近年、西日本を中心に、山林での「松枯れ(pine tree death)」の被害が拡大し、社会問題化している。ゴルフ場には数千本単位で松(元からあったもの、あるいは植林したもの)が使われていることが多いので、松枯れは深刻な問題だ。

  以前は、「マツノザイセンチュウ」という寄生虫が松枯れの原因と考えられていたが、枯れた松を伐採してみてもマツノザイセンチュウがいない、ということも多く、今では酸性雨と車の排気ガスが主な原因ではないかと考えられている。

  ゴルフコースにとって松(を含む樹木)というのは、プレーライン(ホールの境界)を規定するほか、ホール間の防球ネットのような役割、ハザードとしての役割、それに景観や戦略性にとってのポイント(フェアウェイに数本ある場合など)としての役割を果たしており、枯れてなくなってしまうと、コースがまったく違うものになる可能性もある。

  ちなみに、枯れた松は伐採するほかない。伐採後、切り株を取り除いて、床土を盛り直し、芝を張ると、違和感のない仕上がりになるのだが、この作業には労力とコストがかかるため、大量の伐採を余儀なくされたゴルフ場の場合、止むを得ず、切り株をそのまま残していることが普通である。

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