ゴルフ用語

2010.07.16

ソッドウォールバンカー

 今週(7月15日~18日)、全英オープンが行われている、セントアンドリュース・オールドコースをはじめ、イギリスのリンクスといえば、コースのいたるところにある深いバンカーが特徴だ。このバンカーは、その形状から「ポットバンカー」(※「ポットバンカー」の項参照)と呼ばれるが、バンカーがどういう造りになっているかという視点でいうと、「ソッドウォールバンカー(sod-wall bunker)」というタイプに分類される。

sodは「芝生」あるいは「芝土(床土ごと切り取った芝のかたまり)」の意。wallは「壁」。ポットバンカーの土手の内側を見ると、芝土のかたまりをレンガブロックのように積み上げて作られていることがわかる。これがソッドウォールバンカーの名前の由来で、これにより、垂直に切り立ったような、まさしく壁のようなあごを持つバンカーができる。

 もともとは、風雨による侵食から(オールドリンクスに自然に形成されたバンカーの)土手を守るために生まれた手法だが、近代になって造られたモダンリンクスでも、わざわざこの手法を用いているケースが多い。

 ちなみに、日本にはソッドウォールバンカーが少ないが、それはコース構成の違いというより、コストの問題。芝土を積み重ねる作業には、人手も時間もかかるのである。

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