ゴルフ用語

2010.06.11

ダブルカット

 グリーンのスピードは、スティンプメーターの計測で「○フィート」というように表されるが、芝の刈高や刈り方で表現される場合もある。トーナメントや競技会など、一定以上のグリーンコンディションが必要な場合、刈り込みを2回行う「ダブルカット(double cut)」にするのが一般的だ。トーナメント中継などでは、しばしば「○㎜のダブルカット」というように、グリーンの管理状況が表示される。

 なぜ、ダブルカットが必要かというと、これは刈り込み機械(モア、mower)の問題である。グリーンの刈り込みに使われる機械は、リールモアといって、円筒状の回転刃(電動ひげそりのロータリー刃のようなもの)と底部に固定された直線刃の交差によって芝を刈る仕組みになっている。断面ははさみで切ったようにきれいになるし、密集度の高いグリーンの芝を低く刈り込むのに適しているが、回転刃と回転刃の間の部分にわずかな山形の刈り残しができてしまうのが唯一の欠点。そこで、刈り込み方向を変えて、もう一度刈り込む「ダブルカット」を行うことで、刈り残し部分を平らにし、より転がりのいいグリーンに仕上げるということだ。

 ちなみに、リールモアの回転刃の数が多いほど、当然、刈り残し部分の幅は狭くなる。一般的なモアの回転刃数は9枚で、このモアの刈り込み間隔は約8mm。「ハイクリッピングモア」と呼ばれる、高性能のモアは回転刃が11枚となり、これだと刈り込み間隔が約4mmに短縮される。

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