ゴルフ用語

2010.04.16

ミーリング

 ウッドのフェース面にはわずかに丸みがあるのに対して、アイアンのフェース面は限りなく平滑に作られている。これは、ヘッドを仕上げる過程で「ミーリング(milling)」という作業を行い、フェース面を平らに加工するからである。

 ウェッジなど、モデルによっては「ミルドフェース(milled face)」、「スピンミルド(spin-milled)」など、「ミルド(milled)」、つまり、(精密に)ミーリング加工してあることを商品名の一部とし、それ自体を売り文句にしている場合も多い。

 フェース面の平滑というのは、ボールとの摩擦力をアップし、スピン性能を向上させる上で欠かせない要素である。自動車レースで使うスリックタイヤ(溝のないタイヤ)が、地面との接触面積を最大にして、最も強いグリップ力を発揮するのと同様、フェース面も平滑なほどボールとの接触が強くなりスピンがかかる。溝の主目的は、インパクトの瞬間に挟まる芝や水分による「スリップ」を最小限に抑えることである。

 ちなみに、ミーリングはフライス盤(milling machine)という工作機械を使って行うが、薬品による腐食を利用して、金属部品を極めて薄く加工する「ケミカルミーリング(chemical milling)」という技術もある。これは、ゴルフクラブの場合、ウッドのクラウン部分を薄肉加工して軽量化するのに使われている。

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