ゴルフ用語
2010.04.02
4月の最初のフルウィーク(月曜日から日曜日までの週)に開催されるメジャートーナメント、マスターズの優勝者には、その証として「グリーンジャケット(the green jacket)」が贈られることが慣例となっている。
このジャケットは元々、会場となっているオーガスタナショナルゴルフクラブ(米国ジョージア州)のメンバーが大会期間中着用していたもので(ギャラリーがコース関係者をすぐに見分けられるように、1937年から着用)、トーナメントの勝者に贈られるようになったのは1949年から。その時の優勝者はサム・スニードだった。優勝者に敬意を表してクラブのメンバーとして迎え入れるという意味が込められている。
ちなみに、贈られたジャケットは優勝者が一旦は持ち帰り、翌年のトーナメントの際にクラブに返却、その後保管される。タイガー・ウッズのように複数回優勝しているプレーヤーのジャケットは、体型が大きく変わらない限り、基本的に1着だけである。