ゴルフ用語

2010.03.26

ニューベント

 今では、沖縄など一部の地域を除いて、日本のほとんどのゴルフ場がベントグリーンを採用している。これは、ベント芝(bent grass)の品種改良が進んで、日本の夏の高温多湿にも耐えられる新しいベント種「ニューベント(new bent grass)」の普及によるところが大きい。

 ニューベントの特長は、芝の密集度が高く雑草や藻類が入り込みづらいこと、芝草が細く真っすぐに生えるので芝目ができづらい(傾斜に対して素直な転がりのグリーンになりやすい)こと、低刈抵抗性が高く(短く刈っても弱ったり枯れたりしない)速いグリーンにできること、それに耐暑性が高いことなどである。

 ニューベントは1種類の芝の名前ではなく、従来のベント種をしのぐ品質を持つ芝種の総称である。代表的なのは「ペンA2(Pen A2)」という品種で、日本では男子プロトーナメント開催コースの、太平洋倶楽部御殿場コース(静岡県)で採用されていることが有名だ。

 ちなみに、マスターズトーナメントが開催される、米・ジョージア州、オーガスタナショナルゴルフクラブでも「ペンA2」を採用しているといわれているが、実はコース(トーナメント)側がグリーン芝の使用品種を正式に発表したことはない。これは、マスターズの素晴らしいコースコンディションが全世界にテレビ中継される影響の大きさを考慮してのこと。芝種を公表することで一部の芝草業者が利益を得ることを嫌った措置である。

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