ゴルフ用語

2010.03.05

レッドバッド

 プロトーナメントでは、終盤にあるパー3でドラマが起こることが多い。マスターズトーナメントの舞台、オーガスタナショナルゴルフクラブ(米・ジョージア州)の16番ホール(170ヤード・パー3)などはその最たる例であろう。

 このホールの愛称は「レッドバッド(Redbud)」。その可憐な響きとは裏腹に(redbudはアメリカハナズオウという植物の名前。ホール周辺に植えられていて、トーナメント開催時期には濃いピンク色の花をつける)、グリーン手前ぎりぎりまで迫る池とその池に向かって急激に下るグリーンの傾斜が、強烈なプレッシャーとなってプレーヤーに襲いかかる。

 1996年の最終日には、グレッグ・ノーマンがこのホールでティショットを池に入れ、ニック・ファルドに前日までの6打差をひっくり返される大逆転負けを喫した。また、2005年には、タイガー・ウッズがグリーン外から奇跡的なチップインバーディを決め、プレーオフに持ち込んだ末、4度目の優勝を手にした。毎年、劇的な要素にはこと欠かないホールである。

 ちなみに、アリスター・マッケンジー氏が設計した当初には、このホールに池はなかった。それでは、招待される世界の一流プロたちには簡単すぎるということで、1947年に池が造られたのだが、それでもこれまで(09年まで)に8人(池ができる前も含めると11人)がホールインワンを達成している。

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