ゴルフ用語

2008.10.03

ペリア方式

日本ではハンディキャップを使った競技、いわゆる「アンダーハンディ戦」は一般的ではない。また、コースのほとんどがメンバーシップという特殊なゴルフ環境から、コースに所属していないゴルファーのほとんどが公式なハンディキャップを持っていない。

 そこで、企業内コンペなど、ハンディキャップを持たないゴルファー同士で競技をする際によく用いられるのが、「ペリア方式(Peoria system)」と呼ばれる、1日だけのハンディキャップ算出方式である。ペリア方式では、まず算出対象となる“隠しホール”を6つ選ぶ(プレーヤーにはどのホールが隠しホールなのかは伏せておく)。通常、パー3、パー4、パー5を2つずつ(それぞれイン、アウトからひとつずつ)選ぶ場合が多い。プレーヤーは、普段通りにストロークプレーをし、ラウンド後に隠しホールのスコアを合計、それを元にハンディキャップを算出し、ネットスコアを割り出す。

 ハンディキャップ算出の数式は、(隠しホールの合計×3-72)×0.8(80%)。それを、グロススコアから引いたものが、ネットスコアである。例えば隠しホールの合計が30でグロススコアが92の場合だと、30×3=90→90-72=18→18×0.8=14(小数点以下は四捨五入)→92-14=78で、78がネットスコアである。

 ちなみに、本来、ペリア方式を採用する競技では、ダブルパーがスコアの上限となる。つまりパー4の最大スコアは8。しかし、日本ではどんなに叩いても、そのままのスコアを使うことが多いため、隠しホールでたまたま大叩きしただけの人がハンディを多く獲得するということがままある。これが「ペリア方式は運任せで不公平」という認識につながり、より公平を期すため、隠しホールが12の「新ペリア(ダブルペリア)方式」や、隠しホールが9の「新・新ペリア方式」のほうが多く採用される。

ゴルフ用語集へ ≫≪ ゴルフコラムTOPへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連する記事

他のプレー形式は?
オネストジョン - コンペの形式の一つ
ツームストーン - 一風変わった対戦形式
アゲンスト・パー - ゴルフの競技方式の1つ
シュートアウト - アメリカなどで盛んなプレー形式

ハンディキャップをつけて楽しもう
新ペリア方式という競技方法においては、運すらも実力のうち - 上杉隆と中井学の「僕のマグノリアレーン」第26回
杉山愛さんインタビュー - 「ゴルフのいいところは、ハンディキャップがあるところ!」
友の会 - オフィシャルハンディキャップが取得できるコースも。
ゴルファーはハンディキャップの数だけ、ヘッドアップするのよ - 岡本綾子の名言

運営会社 | プライバシーポリシー