My Selection

2012.10.15


カップという“ゴール”があるから、パターを握ると集中力が高まります

 浦和レッズのエースストライカー、そして日本代表としても活躍し、ファンから絶大な支持を受けた福田正博さん。現在は、サッカー解説者として忙しい毎日を送っているが、最高のリフレッシュになるのが、現役引退後に始めたゴルフだという。サッカーに負けないほどゴルフを愛する、福田さんの熱いメッセージを聞いた。

芝生の上での清々しさは
最高に幸せな時間!

ゴルフを始めたのは、現役引退して2年後の2004年です。レッズ時代にお世話になったスポンサーの方に誘っていただきました。初ラウンドは、あまり練習もせずに臨んで、ひどいことになったという記憶しかありません。ゴルフを舐めていました(笑)。スコアは140くらいだったかな。僕、わりと気を遣ってしまうタイプなので、一緒に回っている方に迷惑をかけてしまうのが気になっちゃうんです。慌てて打っては、ドツボにはまるという悪循環。でも、それでもゴルフが嫌にはなりませんでしたね。ほんの何発かですけど、いい当たりがあって、それがすごく気分良かったんです。

福田正博 今は年間30~40回くらいラウンドします。やっぱり現役を引退すると、緑の上で体を動かす機会っていうのはなかなかなくて、そういう時間を、すごく大切にしたいんですよね。それを提供してくれる一番の存在がゴルフなんです。朝が早いっていうのが若干辛いですが、緑の中でゴルフする清々しさは何ものにも代えがたいです。

僕の現役時代って、自分で言うのも変ですが、ホントにくそまじめだったんです。「サッカーにすべてをかけたい」って、ストイックにサッカーのことばかり考えてましたから。今考えると、もっと気持ちに余裕を持って、サッカーを切り離せるリラックスタイムを作れていたら、違う結果を出せていたかなって思います。サッカーの場合、週一回練習のオフがあるので、やろうと思えばゴルフをできるんです。もし、今の選手に僕みたいなのがいたら、「いい気分転換になるぞ」って、絶対にゴルフを薦めますね。実際、現役でも浦和レッズの山田暢久君や阿部君、平川君らもゴルフが趣味で、オフにはラウンドしているようですよ。

クラブを折ったのがきっかけで(?)
コンペで優勝しちゃいました

道具へのこだわりというのは、あまりありません。実は、9月下旬にサッカースクールの仕事で北海道に行ったとき、金田喜稔(サッカー解説者)さん、三浦淳寛君(サッカー解説者)と三人でラウンドして、クラブを折っちゃったんです。

福田正博 三浦君はクラブに詳しいので、相談してみたら、すぐに横浜の知り合いのショップに連絡入れてくれたんです。北海道から家に帰ったら、もう新しいクラブが届いているっていう早業でした。そのクラブを初使用したのが、雑誌の『サッカーダイジェスト』のコンペだったんですが、何と88が出て優勝しちゃいました。優勝できた理由は腕前よりクラブのフレッシュさ。三浦君に言われるままにクラブを決めたんですけど、ホント任せて良かった(笑)。

クラブにこだわりがないぶん、ウェアはすごく気にします。理由は、気分良くやりたいから。好きな色は、白と黒ですね。特に白は必ず使います。もちろん、赤も気合が入る好きな色です。

意外かもしれませんが、好きなクラブはパター。得意というわけではないのですが、一番集中できるクラブです。もともとフォワードでフィニッシャーなので、最後に決めるクラブが性に合うのかもしれません。カップに決める瞬間が、「ゲット・ゴール」の感覚に近いのかな。逆にドライバーは苦手なクラブです。当たれば250ヤードくらい飛ぶんですが、とにかく曲がる。やっぱり、ゴールとかカップという「目標」が見えてないと本当にダメみたいです。


次ページへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー