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2010.12.15


ゴルフでもオリンピック並みの 『集中力』が必要!?

 北京オリンピックの競泳男子・背泳ぎ代表で、北島康介選手らと出場した400mメドレーリレーでは見事銅メダルを獲得した、宮下純一さん。現役引退後、本格的にゴルフを始め、今では「プールよりもゴルフコースに行く方が楽しい」というくらいゴルフに夢中だ。
現役時代は「勝負強さ」に定評があったが、「ゴルフではまだまだ……」と語る宮下さんの、ゴルフライフを教えてもらった。

球技は苦手だったのに
ゴルフは相性が良さそうな予感!?

宮下純一 日本代表のグアム合宿中、オフの日に仲間とラウンドしたのが最初のゴルフです。全員、ゴルフといえばテレビゲームでしかやったことがなかったので、「バーディなんて楽勝でしょ!」という感じでした。でも、僕も含め全員が景色を楽しむ余裕なんて全くなし(笑)。スコアは、たしか180くらいだったかなぁ。ゲームと違って、全くボールに当たらなかった記憶だけが残っています。

もともと球技は苦手なのですが、その時は不思議とゴルフはイケそうな兆しがあったんです。その感覚が、ゴルフにハマってる、今の僕の原点なんだと思います。

引退してから約1年半ですが、今はプールに行くより、コースや練習場に行く方が楽しいくらい(笑)。月に1度は、仕事の関係者の方や、水泳仲間とラウンドに行って、帰省したときは必ず、高校時代の友人10名くらいでラウンドしています。同世代でゴルフをする人も増えてきたので、嬉しいですね。でもライバルもたくさんいるので、日々練習です!

ゴルフでの一番の楽しみは、年に2回の“1泊2日ゴルフ合宿”です。ラウンドして、温泉に入って、みんなで美味しい食事をして、そしてまた翌日はラウンド! これが最高なんです! “合宿”というと、苦しい思い出ばかりだったのですが、“ゴルフ合宿”は本当にリフレッシュできるし、楽しいですね。

現役時代は、本番に強いタイプ
でもどういう訳かゴルフは……

宮下純一 現役時代、どちらかというと僕は本番に強いタイプでした。練習だとタイムが出ないのに、試合だとタイムが出る。大きい大会になればなるほど、結果が出るというタイプだったんです。でも、実はすごくビビリでして……、大会が近くなると、競り負けて2着になるとか、表彰台に上がれない4着になるような、嫌な夢ばっかり見ていました。

それが、ゴルフの場合は全く逆! ラウンド前日は、パー5で2オンしたり、連続バーディ獲ったり、いい夢ばかり見るのに、本番ではミスショットばかり。素振りしているときは、「おっ、いいスウィングだ」と周りの方に言ってもらうのですが、ボールを前にすると、どうしても力んでしまうんです。

原因は、多分まだ“集中力”が足りないからだと思うんです。現役時代、大きな試合が近くなると自然に集中力のスイッチが入る感覚でしたし、オリンピックに出た仲間はみんな、レース前は目つきが変わるんです。僕もきっと、相当悪い目つきしてたんじゃないかな(笑)。不安はよぎるのですが、それ以上にワクワク感が体の底から込み上げてきて、“ビビリ心”を上回るんです。

ゴルフでは、まだまだ練習不足でそういう感覚を持つことはできませんが、水泳で身につけた勝負強さと集中力を、何とかコースでも発揮したいですね。


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