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2010.08.16


“瞬間集中”ゴルフと女優業はそっくりですね

 キャンペーンガール時代に水着姿で抜群のスタイルを披露、世の男性たちを虜にした原久美子さん。『週刊ゴルフダイジェスト』のかつての人気企画「私に勝てる?」のメンバーとしても活躍し、現在は女優・タレントとして大人の女性の魅力を見せてくれている。
そんな原さんにゴルフと女優業との意外な共通点、大好きなアニカ・ソレンスタムを育てたピア・ニールソンのレッスン、女性らしく美しいスウィングへのこだわりを話してもらった。

緊張するけど、本番に強い
私の性格はゴルフ向き?

原 久美子さん ゴルフコースに初めて出たのは23歳の頃です。事務所の社長に連れて行ってもらったのですが、クラブは7番アイアン1本だけで、「打ったらとにかく走れ」と言われました。「ゴルフは優雅なスポーツ」というイメージを持っていたので、「ゴルフってこんなに必死にやらなくちゃいけないスポーツなの?」とびっくり。とにかく汗だくで打っては走ってを繰り返しました。

スコアを数えるのも大変で、確か180くらいだったと思います。散々なスコアでしたが、実はショートホールでパーを2つ取ったんです。ワンオンして2パット。すぐにパーとは分からなくて、「これってパーだよね?」と同伴ゴルファーに何度も聞いてしまいました(笑)。本当に何も分からないままのコースデビューでしたが、終わってみると、「自然に囲まれたコースを自分の足で歩いてプレーするって気持ちいいな」とゴルフが好きになっていました。

その後、縁あってゴルフ番組のお仕事の話をいただくようになり、「ちゃんとやらなくっちゃ」と練習にも行くようになり、スコアも徐々に良くなっていきました。『週刊ゴルフダイジェスト』では、「私に勝てる?」という読者ゴルファーと対戦する企画を5年間やらせてもらい、すごく楽しい思い出になっています。男性相手ですし、なかなか勝てないだろうと思っていたんですけど、一般ゴルファーの方はラウンド中に撮影があったせいか緊張してしまい「いつもの力が出せなかった」と言う方が多かったようです。5年間で勝率は5割くらい。結構強いでしょ!?

でも、私も実はかなりの上がり症。仕事でも同じ現場なのに毎回、初めの5分間は緊張しています。ゴルフの場合は、朝一ショットでいつも手が震えてしまいますが、不思議とゴルフでは超緊張状態の方がナイスショットが出るんです。それを実感したのが、シニアの試合で一組に一人、タレントが入るというトーナメントのお仕事の時。

プロにとっては本番の試合ですから、迷惑をかけられないということで頭がいっぱいでした。1番ティからすでに緊張していて打てそうな気がせず、「原久美子さんです」と紹介されたときも、「あ~、もう緊張する~」って思いっきり叫んじゃったんです。そうしたら、ギャラリーの皆さんが、ものすごく笑ってくれて・・・・・・。逆に気持ちが吹っ切れたようで「とにかく当って! とにかく前に!」と、それだけに集中したら、ナイスショットでした!

緊張もある一定のラインを越えると、私の場合、度胸が据わってくるのかもしれません。緊張しつつ本番に強い私の性格とゴルフ、相性がいいのかなと思うことがこれまで多くありましたね。

切りかえの早さは
女優仕込み

原 久美子さん 長年ゴルフと女優のお仕事をやらせてもらって、気づいたことがあります。女優のお仕事ってゴルフとすごく似ているんです。

例えば撮影の現場って一日がかりですから、待ち時間が長い。それで、急に呼ばれて次の瞬間、集中して演技をしなければならない。「カット」の声がかかるとまた他の人の演技が終わるのを待つ。ゴルフもボールのところまで歩いていって、他の人のプレーを待つ時間があって、ショットの瞬間、“集中”ですよね。撮影現場とラウンドの時間の使い方は似ているんです。

私は、ミスショットしても、次のショットではミスを引きずらないタイプで、すぐに次のショットに気持ちが向いています。この切りかえの早さは、多分長年の女優業で培ったもの。女優業を続けていけば、技術はさておき精神的にはかなりタフなゴルファーになれるのではないかしら。それに名俳優と言われる人たちには、きっとゴルフのセンスがあると思います。


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