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2010.07.15


ゴルフって、人間らしいスポーツだよね!

「石川遼プロのゴルフ日記から
世界クラスのスケールの大きさを感じた」

荻原次晴さん 今年のツアー選手権の時、試合後のインタビューで石川プロが「グリーンと対話しながらプレーしました」というようなコメントをしていました。「18歳とは思えないコメントをするなぁ」と思いながら聞いていましたが、この『石川遼のゴルフ上達日記』(ゴルフダイジェスト社刊)を読むとさらにビックリです。

石川プロは小学生の時から、「その日のグリーンと対話しながらパッティングする」と日記に書いていたんです。今になって急に僕らが驚く発言をしたのではなく、子供の時からその感覚を貫き通してきたんですね。勝ち負けだけではなく、「今日は自分がやりたかったことをきちんとできたか」という部分にこだわっているところが、世界クラスのスポーツ選手のスケールを感じます。

そういえば、これを読んで僕も現役時代に欠かさず日記を書いていたのを思い出しました。日記ってすごく大切なんですよ。スポーツ選手は、毎日トレーニングして進化しているのと同時に、自分の体に染みついていた感覚をどんどん忘れていくんです。調子を崩したときに、「あの頃はどうやっていたかな」と当時の日記を開いたりすると、やっぱりそこにヒントがある。僕も日記には、すごく助けられました。

石川プロの日記には、アマチュアの僕でも実践できるようなヒントがいっぱい詰まっています。クロスカントリースキーの技術的なポイントは僕がアドバイスしたけれど、石川プロのゴルフに対する姿勢から、たくさんのことを学びました。

「理論だけじゃない、江連プロの凄さは
誰をも納得させる『言葉力』だ」

ところで、ティショットを打つ前に、どれくらいの時間を掛けますか? 僕はボールの後ろで素振りを1回したらすぐ打ちます。実はこのルーティンは、以前仕事でご一緒した江連忠プロから教わりました。

江連プロの言葉で、一番印象に残っている言葉は、「長く考えちゃダメ」ということ。例えばティショットを打つ前、ティを刺す際には一発で高さを決め、素振りもボールの後ろで1回。あれこれ考えたり、悩んだりしているとスウィングから思い切りがなくなるし、モタモタしているとカッコ悪い。スマートにカッコよくできれば、ショットも上手くいくとおっしゃっていました。ショットの上手い下手は置いておいて(笑)、今でも江連プロのその教えは実践していますよ。

江連プロのレッスンは、非常に言葉が巧み。僕もスポーツキャスターという仕事をしているときは、なるべく専門用語を使わず、誰でもわかるような感覚を言葉にして表現するようにしていますが、この『江連忠 必ず当たる! ゴルフアカデミー』(ゴルフダイジェスト社刊)も、難しい言葉は使わず、実にわかりやすく解説されています。

コミックなのでポイントが強調されていて、理解しやすい。この本のおかげで、トーナメントを観戦したときに、諸見里しのぶプロがやっていた練習の意味もやっとわかりました。

それから……、密かに気になっているのが、この本の中に登場するライターの山中さん。いいキャラですよね! 実在の方ですか? 一度会ってみたいな(笑)。

 

 

『石川遼のゴルフ上達日記』『江連忠 必ず当たる! ゴルフアカデミー』『石川遼のゴルフ上達日記』
石川遼・原案/政岡としや・画
石川遼が12歳から綴っている「ゴルフ日記」や数々のインタビューなどを収録。日ごろ行っている練習法やゴルフに対する考え方をコミックで表現している。

『江連忠 必ず当たる! ゴルフアカデミー』
江連忠 著
諸見里しのぶらトッププロたちが実践するドリルを、コミックと文章で紹介するシ
リーズ第1弾。ワンランク上のスウィング理論を展開している。


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