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2009.06.15


ゴルフをすることはサッカーの研究と同じ事です。

頭脳派プロサッカー選手として鳴らし、現在は熱い解説と知性派コメンテーターとして人気の中西哲生さん。プロ引退後に始めたゴルフも、まずは理屈を納得してから実践したい左脳タイプだという。
そんな中西さんが「スゴイ!」と絶賛するのが、異色の理系レッスン書。骨と関節の動きを中心に、目に見えない型を解明したそのスウィング理論により、中西さんのゴルフは飛躍的に進歩を遂げたという。

妻もあきれる熱中ぶり!?
「だって練習しても上手くならないからですよ」

本格的にゴルフを始めたのは現役引退してから。今年の7月で丸6年になります。すぐにハマり、今ではクラブを握らない日はないくらいです。絨毯の上から、本球を使ってカゴに向かってアプローチしたり、寝る前にパッティングしたり……。そんな僕を見て、妻(女優・原史奈さん)は「どうなりたいの?」とあきれ顔です(笑)。何故そこまでゴルフに熱くなっているかって!? それはどれだけ頑張って練習してもなかなか上手くならないからです。「何で上手くいかないの」と、ホント腹が立ちます(笑)。

中西哲生 今までレッスンには通ったことがなく、基本的に我流です。でも、以前雑誌の対談で知り合った近藤共弘プロと親しくなって、一緒にラウンドしたときに、いろいろとアドバイスしてもらっています。中でも一番影響を受けたのは、「スウィング自体はだいたい2秒以内。そんな短い時間の中で、いろいろなことをするのはプロでも難しい」という一言。だからアドレスやルーティーンに重点を置こうと考えるようになりました。オートマチックに振るために、例えばボールを抑えたければ右に置くとか、上げたければ左に置くとか……できることはアドレスで済ませておく。そして、意識するチェックポイントは1つに絞る。スウィング中は余計な細工をしないように心掛けたお陰で、スムーズに振れるようになりました。

それから「プロのスウィングはティアップから始まっている」という言葉も、僕にとってすごく重いもので、スウィングに対しての考え方が変わったきっかけでもあります。

「飛ばそうと力むと、自転車に乗れなくなる」
ゴルフも自転車に乗るのも同じこと!?

「元プロサッカー選手だから飛ぶでしょう?」とよく聞かれますが、そんなことありません。当たって250ヤード。平均は220~230ヤードくらい。元スポーツ選手だから飛ぶっていう思い込みは大きな間違いです(笑)。飛ばしは体格とか筋力だけじゃないんですよね。女子プロは、小柄でもゆったり振って、ロースピンのボールを効率よく打って飛ばしているし……。

「飛ばそうと力むと、乗れる自転車に乗れなくなる」という表現を僕はよく使うんですけど、まず自転車を正しいフォームで乗ることが大事。その上で初めて強く漕いだりして速度を調節します。ゴルフでいうと、正しいフォームで打つということが第一義。正しいフォームで打てて、初めて強く打つというステージがくるんです。自転車に乗れていないのに、強く漕ぐことばかりを考えていたら、転んでしまいますよね。力まかせで振り回すことは飛ばしには繋がらないということです。

まずは正しいフォームでスウィングすることが優先。とは言え、もうちょっと飛ばしたい! というか、もう少し飛んだ方がゴルフが楽になるのになぁ~、とは思っていますが(笑)。


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