名手・達人の言葉

2015.04.07

ジャック・ニクラス

ニクラスの現役時代は厳かな表情で求道的にプレーしていた。楽しいふうには少しも見えなかった。

メジャーチャンプで陽気なヤンキー、ファジー・ゼラーは「苦虫かみつぶしてどこが楽しいんだ?」と、時の帝王に突っ込みを入れていた。

しかし、ニクラスにとっては求道的に頂きを目指すプロセスが楽(愉)しかったのである。楽しみかたは、人それぞれであり、楽しめること自体が才能なのであろう。

好きなものこそ上手なれ! と日本の諺(ことわざ)にもある。

■ジャック・ニクラス(1940年~)
米国・オハイオ州生まれ。10歳でゴルフを覚え、12歳から5年連続で州ジュニア選手権に優勝し、神童と呼ばれる。その後全米アマを2度制し、61年にプロ入りした。その翌年、全米オープンに優勝するが、当時のヒーロー、アーノルド・パーマーを破っての勝利と太めの体格のためか、敵役となる。その後巨漢からスリムへ、GIカットから長髪へイメージチェンジを果たし、帝王と呼ばれるようになる。ツアー73勝、シニア他32勝。なかでも4大メジャー18勝の記録は未だ破られず、4大メジャーでの2位も19回と圧倒的。グランドスラマーであり、殿堂入りも果たした、20世紀最高のゴルファーである。

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