名手・達人の言葉

2015.03.24

バーナード・ダーウィン

ダモクレスの剣とは、古代ギリシャのサイラキューズの王ディオニシウスが、宴会の時1本の毛髪で吊るした剣の下に家来ダモクレスを座らせて、王者は常に危険がつきまとっていることを教えた古事だが、ストロークプレーがなぜそうなのか?

例えば、マッチプレーでは1ホール大叩きしても次のホールで取り返せるかもしれないが、ストロークプレーではそうはいかない。

優勝を目前にしながら、たった1ストロークのミスで泣いた例は枚挙に暇がない。

マッチプレーではたった1人を相手にすればいいが、ストロークプレーでは相手が多数で、しかもそれがどういうプレーをするかを知ることはできない。だからその闘いに勝つにはいささかのミスも許されないというわけだ。

南アフリカの名手ボビー・ロックは、1957年の全英オープンで優勝した直後、極度の精神的消耗のため、クラブハウスに入った途端、失神して倒れてしまったほどだ。

■バーナード・ダーウィン(1876~1961年)
『種の起源』で有名な進化論学者チャールズ・ダーウィンの孫。英国では6人の最高のエッセイストの1人とされる。ケンブリッジ大学法律学部卒業後、弁護士に。卓越したアマゴルファーでもあり、全英アマ準決勝に進むこと2回。1923年に始まったウォーカーカップでは英国チームの主将も務めている。エッセイストとしてのスタートは1907年「イブニングスタンダード」に週1回のコラムを依頼されてから。以後「カントリー・ライフ」「タイムズ」「サンデー・タイムズ」と次々に執筆。生涯に著したコラム、エッセイが3000本、著書37冊、序文66冊。ゴルフ進化論に果たした役割は祖父に比して遜色(そんしょく)ないと評される。

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