名手・達人の言葉

2015.03.03

石井朝夫

今年、第3回目の日本プロゴルフ殿堂入り(レジェンド部門)した石井の受賞の弁だ。他に陳清波、杉原輝雄、岡本綾子らと同時受賞。

石井は“川奈”出身ということが流布されているが、そういうと怒る。

川奈ホテルGCでプロにはなったが、出生は富戸(ふと)で、川奈(集落)ではない。その川奈出身のプロ達(杉本英世、村上隆ら)に対抗意識があったようだ。

ともかく、石井は遅咲きで40歳になって開花、17勝した。マスターズへも1964年から3年連続で招待された。シニア入りしてもタイトルを総ナメした。

華麗なスウィングの持ち主で、リストターンを抑え、現在主流のボディスウィングを実践、先見の明があったというべきだろう。

91歳の今もスウィング研究に余念がなく、「ゴルフしかないので、命ある限り続けたい」と執念を燃やす。

■石井朝夫(いしい・ともお 1923年~)
静岡県富戸生まれ。川奈ホテルGCでプロになる。30歳で初優勝するが、全盛は40歳を過ぎてから。日本シリーズなど17勝。中村寅吉のあとを継ぐ実力者だった。カナダカップ日本代表、2年連続(1963年~)選出。マスターズは1964年から3年連続で招待された。シニア入りしても日本プロシニアを始め、すべてのカテゴリーでタイトル獲得。リストの動きを抑えたプッシュ打法を提唱、ボディターンスウィングの嚆矢となった。ベン・ホーガンの『モダンゴルフ』がバイブルだった。

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