名手・達人の言葉

2015.01.20

倉本昌弘

昨年、PGA(日本プロゴルフ協会)会長の重責を担い、忙殺された。それこそプレーヤー(レギュラーツアーは辞退し、シニアツアーのみ)としては練習する時間を全くとれず、ぶっつけ本番で臨んだが、日本シニアオープンをはじめ2勝、賞金王にまで輝いた。

そんな倉本のプレー哲学が「3歩・3秒」だ。

ボールの後ろから3歩でアドレスに入るというルーティンワーク。そして構えたら3秒以内に打つ。

倉本がいうには――。

ゴルフは考える時間が長いので邪念が入りやすい。だから何も考えないように打つ前に3歩で構えに入る練習をしてしておく。これがルーティンワークの目的。

そして3秒以内に打つのは邪念の問題もあるが、もうひとつは人間が集中する時間は3秒だということからきている。

倉本はジュニア時代、指導者だった福井康雄氏から教わったことを今だに実践している。

■倉本昌弘(くらもと・まさひろ 1955年~)
広島県出身。ジュニア時代から天才として名を馳せ、高校3年の時に日本ジュニアで優勝。日本大学ゴルフ部時代は日本学生4連勝をはじめ、アマチュアタイトルをほぼすべて獲得した。日本アマ3勝。81年、2度目の挑戦でプロテスト合格、同年は年間5勝で賞金ランク2位と活躍。その後も勝ち星を重ね、ツアー通算30勝。永久シードも手に入れている。82年の全英オープンでは日本人最高4位。03年には59ストロークという世界タイ記録もつくった。10年には、初のシニアツアー賞金王。14年、PGA会長。練習時間も全くとれないなか、日本シニアオープン他2勝で2度目の賞金王に輝いた。

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