名手・達人の言葉

2014.12.02

ハーヴィー・ペニック

ふだんのプレーでの30センチのパットは何でもないだろうが、例えば競技で勝利がかかった時は一変する。その30センチは1メートルにも2メートルにも変身するのだ。

実はこれがゴルフの最大の魅力といっていい。300ヤードのドライブの醍醐味もゴルフの魅力の要素ではあろうが、直接勝利の掉尾を飾るのは最後のパットである。

子供にOKパットを出し続けるということは、そのゴルフの最大の魅力を奪うことになるし、また30センチのパットを打たずとも、“打ったことになる”ことを頭に刻み込みこませる。そうなると現実に向かい合うことにはならない。

もしその子供が大きな競技大会などに出場することになった時、その子供はショートパットに対する不安が芽生えることにもなりかねない。

子供に対しては、どんなホールでも必ず最後のパットまで打たせることを、ペニックは鉄則とした。なぜならそれが「ゴルフ」なのだから。

ジュニアを教えるインストラクターには至言といえる「言葉」だ。

■ハービー・ペニック(1905~1995年)
バイロン・ネルソンらとツアープロとして活躍したあと、全米初のティーチングプロとなる。テキサス大学のゴルフ部コーチを長く務め、同校を全米屈指の強豪校に。トム・カイト、ベン・クレンショーらを育て、多くの男女ツアープロにも多大な影響を与えた。

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