名手・達人の言葉

2014.09.23

ホレス・ハッチンソン

ゴルフが、他のスポーツと一線を画するのはまさにこの一点だろう。

ゴルフに審判はいない。自分が唯一の裁定者である。よって自分に厳しさが求められるのは当然だろう。だからルールでどちらだろうと迷ったところがあれば、自分に不利なほうに判断するのがルールの基本的精神である。

例えば、ラフのなかでアドレスした時にボールが「動いたように見えた」なら、「動いた」と申告するような……。

大試合では特別に審判がつくが、これはプレーヤーから疑義が出たときに採決を与えるためでプレーヤーを監視するためではない。

これが他の競技と違うところで、性善説に立っていて、ゴルフという競技のもっとも誇っていい特色といえるだろう。

この「言葉」はハッチンソンが数多く書いた著書のなかの1冊『アスペクツ・オブ・ゴルフ』に出てくる一節である。

■ホレス・ハッチンソン(1848~1909年)
1886年、87年と全英アマを連覇したが、それより史上最もゴルフの本を書いたチャンプとして知られる。ゴルフ誌最初のベストセラー「Golf」の編纂者としても有名。大英図書館に残る著作は39冊を数えるが、実はまだ20冊は残っているといわれる。全英チャンプと呼ばれるより、ゴルフライターと扱われるのを本人も好んだ。

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