名手・達人の言葉

2014.09.09

バーナード・ダーウィン

ダーウィンの時代は、少年時代にキャディをやって才能ある者が自然にプロになるのが普通だった。例外はヘンリー・コットンくらいのものだ。

キャディのかたわら、特定の教師にスウィングを習ったり、技術書を読んでプロになったという例は皆無といっていい。

少年時代は筋肉も柔らかく、模倣力にも優れている。見よう見真似で―腕力もないので自然に体全体で振る―理想のスウィングをつくることができる。プロは体で技術を覚えるというわけだ。

英米で出版された初期の技術書はすべてアマによって書かれているのは、以上の理由による。ヘンリー・コットンを除いてだが……。

現代でもゴーストライターによる代筆が多いのはそのためであろう。

■バーナード・ダーウィン(1876~1961年)
『種の起源』で有名な進化論学者チャールズ・ダーウィンの孫。英国では6人の最高のエッセイストの1人とされる。ケンブリッジ大学法律学部卒業後、弁護士に。卓越したアマゴルファーでもあり、全英アマ準決勝に進むこと2回。1923年に始まったウォーカーカップでは英国チームの主将も務めている。エッセイストとしてのスタートは1907年「イブニングスタンダード」に週1回のコラムを依頼されてから。以後「カントリー・ライフ」「タイムズ」「サンデー・タイムズ」と次々に執筆。生涯に著したコラム、エッセイが3000本、著書37冊、序文66冊。ゴルフ進化論に果たした役割は祖父に比して遜色ないと評される。

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