名手・達人の言葉

2014.08.05

ロバート・ハンター
アメリカのコース設計家、ロバート・ハンターが、コース設計研究のため、ゴルフ発祥の地・リンクス・ランドを巡歴した。その時の感想をまとめたのが名著『ザ・リンクス』。

表題の「言葉」はこの著の一節。

リンクスはセントアンドリュースを始め、すべてシーサイドの砂丘の草原にある。なんら人工の手を加えず荒涼としていて、そこには強い海風をさえぎる1本の樹木もなく、砂が風によってコンター(等高線)のアンジュレーションをつくり、長年の風雨によって穿たれたナチュラル・バンカーが口を開いている。人工の手が入ってないので、神の造りたもうたコースといわれる所以だ。

ハンターの眼にはこれはまさに大洋の厳しさを髣髴(ほうふつ)とさせ、同時にこれに戦いを挑むゴルファーたちに勇敢な船乗りを想起させたのであろう。

こうもいっている。「ゴルフの本質は自然と戦うということだ。ちょうど登山や航海のように。いかに困難であろうと、自然と戦うスポーツマンは不平をいわないのだ」

■ロバート・ハンター(1874~1942年)
アメリカのコース設計家。スコットランドのリンクス・ランドを巡歴して綴った『ザ・リンクス』はコース設計家の哲学をあますところなく伝えて、畢生の名著として名高い。どこを切り取っても「名言・至言」になるといわれる。

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