名手・達人の言葉

2014.05.08

ボビー・ジョーンズ「不運や失望に直面する勇気と、無謀な冒険を抑制する臆病さが必要だ」

久しぶりに球聖の登場だ。ジョーンズには親友にしてジャーナリストでもあるO・B・キーラーが球聖の伝記を書いているので、実に多くの味わい深い箴言(しんげん)が遺されている。

この「言葉」もそうだ。不運や失望に嘆くことなく、自分のスキルの範疇を大きく越えた冒険を戒める。実にゴルファーとは自虐的人種なのである。

若い頃は怒りを抑えきれなかったジョーンズは、経験によって心を自制することを覚えた。とはいっても引退したのは28歳である。

その若さで自分の心を完全に抑制できたのだから、やはり不世出の天才と呼ぶに値する。

■ボビー・ジョーンズ(1902~71年)
米国ジョージア州アトランタ生まれ。父親がゴルファーで生家も庭がゴルフ場続きであり、5歳で自然にクラブを握る。14歳で全米アマに出場。その後、数々の選手権に優勝。特に1930年には世界の4大タイトル、全米、全英両オープン、両アマに優勝、年間グランドスラムを達成。この記録はいまだに破られていない。全英オープンに勝ち、祖国に凱旋した時は国民的英雄となった。これを契機にアマのまま引退。故郷アトランタに戻り弁護士活動の傍ら、オーガスタナショナルGCを設立、マスターズトーナメントを主宰。4大メジャーの一角を担っている。不世出の球聖として歴史にその名を刻む。

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