名手・達人の言葉

2014.03.12

グッドとグレートを分ける要素のひとつは、強い心だ。

プレーヤーは、ジャック・ニクラス、アーノルド・パーマーとビッグスリーを形成し、世界のゴルフシーンを席巻した。

プレーヤーが他の2人と明らかに画するのは、母国の違い。ニクラスもパーマーも米国人だが、プレーヤーは“遠い”南ア。今でこそ、プレーヤーを慕って大成したアーニー・エルスなどがいて、“近く”なったが、1960年代、米国ゴルフ界にとっては僻国だった。

そんなハンディを背負いながら、世界中を駆け巡り、メジャー獲得数9勝は歴代3位。日々の肉体鍛練を怠らず、今でもクラブ2本、グリップの端を3本の指ではさんで持ち上げることができる。

その肉体に築かれた強靭な心、これがあってこそグレートなショットが生まれるわけだ。日本人のもつ忍耐心という概念に魅かれ、南アの自宅(牧場)に飼う愛馬に「ニンタイ号」と命名したこともある。

 

【プロフィール】
■ゲーリー・プレーヤー(1935年~)
南アフリカ・ヨハネスブルグ生まれ。幼くして母親を亡くし、父親は炭鉱で働き、貧困な少年時代を送った。スポーツ万能であったが、ゴルフを選んだのは15歳のとき。その6年後には南アオープンで優勝する。地元有志のサポートで米ツアーに参戦。メジャーでは、全英3勝(59、68、74年)、マスターズ3勝(61、74、78年)、全米プロ2勝(62、72年)、全米オープン1勝(65年)の全9勝。また米ツアーで24勝、シニアツアーで19勝し、全世界で150勝以上を挙げた。ニックネームは黒豹。ニクラス、パーマーとともに『ビッグスリー』として、世界のゴルフシーンをリードした。日本にも馴染みが深く、青木功と親しい。プレーヤーが持つ牧場の愛馬には青木の信条「忍耐=ニンタイ」の名前をつけた。

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