名手・達人の言葉

2014.03.05

ゴルフには様々なハザードが存在するが、最悪のハザードは自分の心に巣食う脅えの気持ちだ。

1912年は3人の偉大なゴルファーが産声をあげている。ベン・ホーガン、バイロン・ネルソン、そしてスニード。

ホーガンが刻苦奮励(こっくふんれい)、努力のうえに地位を築き上げ、ホーク(鷹)、鉄人と呼ばれた。ネルソンは抑制の利いた紳士で、総合力のゴルフで名をなした。

対してスニードは野生児と呼ばれ、ゴルフを始めたその日からシルクのような滑らかなスウィングができたというボーン・ゴルファー。なので、スウィングでは悩んだことがないといわれたが、やはりその彼でさえゴルフの深奥(しんおう)には心砕いたのであろう。
表題の「言葉」にそれがよく現れている。全米オープンでは2位に4度なりながら獲れず、グランドスラマーにはなれなかったが、通算82勝の記録(タイガーが79勝と迫ってはいるが)がツアーのあらゆる試合を制したことでスラマーの名前を冠されている。

 

【プロフィール】
■サム・スニード(1912~2002年)
米国・バージニア州生まれ。父が勤務するコースのキャディとしてゴルフを覚え、奨学金で大学へ。20歳のときプロ入りし、23歳で米ツアー参戦。メジャーは全米プロ3勝、マスターズ2勝、全英オープン1勝だが、全米オープンは2位どまりで、グランドスラムは逃している。しかし、ツアー82勝の記録はいまだに破られていない(2013年2月現在)。その華麗なスウィングは「ボーン・スウィンガー」と言われ、世界のゴルファーの羨望の的だった。また、世界各地に積極的に出かけてゴルフの普及に努め、「ゴルフ親善大使」とも呼ばれた。

ゴルフ名言集へ ≫≪ ゴルフコラムTOPへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー