名手・達人の言葉

2013.11.27

コースからスコアだけを持ち帰るものに友人はできない。

米国留学から帰国し、日本ゴルフ史の礎を築いた赤星六郎。表題の「言葉」の他にもたくさんの箴言(しんげん)を遺している。

その「言葉」の底に流れているのは「ゴルファーたるもの、紳士であれ」ということだ。これは米国留学の折りに触れた“アマチュアイズム”にある。一世代前のビクトリア朝的騎士道精神――フェアプレーの精神――が、アマチュアスポーツマンシップに具現化している。これは初期オリンピックにみられるように英米共通の文化とみていい。

ゴルフには特にこの精神が継がれ、英米の上流階級に浸透した。この空気に赤星は触れたわけである。

「紳士は春風のごとくおおらかであれ。春風は誰に対しても優しいものだ」。これも赤星の「言葉」だ。

【プロフィール】
■赤星 六郎
(あかほし・ろくろう 1898~1944年)
戦前、米国に留学した四郎と六郎は帰国し、米国でのゴルフ体験から、日本でも楽しいゴルフを普及することに努め、日本ゴルフ草創期を築いた。第一回日本オープンはアマチュアながら優勝。以来アマチュアが勝った例はない。その後、後進の指導、ゴルフ場設計に足跡を残した。我孫子GC、相模CCがその作品。

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