名手・達人の言葉

2013.11.06

君は165ヤードのパー3を、6番アイアンのフルショットで乗せた。 私は4番の軽いコントロールショット。君はどちらがいいと思うかね?

1920年、英国一の名手、バードンが渡米し、米国の新鋭、ジョニー・ファーレルとエキジビションマッチを行った。その時、ファーレルがバードンに助言を求めた「言葉」が表題のそれだ。

いわゆる、オーバークラビングの効用を説いたもので、力一杯フルスウィングして最大距離を出すよりも、1、2番落として軽い余裕あるスウィングをした方が安全確実と。

同じ距離で他人より大きなクラブを使うのは恥だと考えるのは、見栄以外の何物でもなく、ゴルフでは百害あって一利なしと諭したのだ。

普通ならバードンより2番手も少ないクラブで打ったのを誇るのだろうが、ファーレルはこの助言を忠実に守った。

ファーレルは1928年、全米オープンに勝ったが、このあとゴルフ雑誌に「私が受けた最も感銘深い教訓」と述懐している。

【プロフィール】
■ハリー・バードン(1870~1937年)
イギリス生まれ。全英オープン3勝した時点で「バードンフライヤー」というボールのプロモーションで渡米、全米オープンに勝つ。全英はその後も3勝し、計6勝は現在も破られていない。フックに悩んだバードンはオーバーラッピンググリップを創意。近代ゴルフへの道を開いたことを称えて、米ツアーの年間平均ストローク1位の選手にバードントロフィーが贈られている。

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