名手・達人の言葉

2013.08.07

ボビーの卓抜した技術、誰からも愛される人柄が人々を魅了し、ゴルフそのものがいきなりメジャーへと昇格したのである。

作家であり、「スポーツ界の文豪」と称されたウィンドが、1948年に発表したボビー・ジョーンズについてのエッセイでの一文。

「米国中の人間をひきつけた男にしては、彼はとても控え目で上品だった。ウォルター・ヘーゲンのように自分を劇的に表現したり、ジャック・デンプシーのように、人の野生に訴えたり、ベーブ・ルースのように外交的幸福感を表現することもなかった。ボビーが現れてすべてが変わった」に続いて、表題の「言葉」につながる。

デンプシーはボクシング、ルースはいうまでもなく野球。当時のスポーツ界の状況がよくわかると同時に、ジョーンズの唯一無二の存在が理解できる「言葉」だ。

■ ハーバート・ウォーレン・ウィンド
(1916~1988)
「スポーツ界の文豪」と称された米国の作家。ケンブリッジ大学卒業後、雑誌「ニューヨーカー」記者を経て「スポーツ・イラストレイテッド」に在籍。その後文筆業に専念。ベン・ホーガンとの共著「モダン・ゴルフ」、ジャック・ニクラスとの共著「偉大なるゲームのすべて」などが代表作。

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