名手・達人の言葉

2013.06.12

岡本綾子
今年の中京テレビブリヂストンレディス最終日。首位から発進する愛弟子・森田理香子に師である岡本がスタート前にかけた「言葉」だ。

ガチガチに緊張している弟子に、リラックスしろといっても無駄なこと。むしろ修羅場に“醜態”をみせてこい、そうすれば居直りの度胸も出てくるかもという岡本らしい激励の仕方だったのだろう。

岡本も現役時代、数えきれないくらい心臓を鷲掴みにされるほどの重圧を経験した。米女子ツアーで17勝しているが、全米女子オープンではプレーオフに敗れてもいる。

そんな経験から岡本は、単なる激励ではむしろ逆効果になることを知っていたのである。

岡本の逆説にみちた激励が効を奏したかどうかは判らないが、森田は緊張に体を縛られながらも1打差で逃げ切って今季2勝目を手にした。

 

■ 岡本綾子
(おかもと・あやこ、1951年~)
広島県生まれ。今治明徳高校~大和紡績ではソフトボール部に在籍し、エースで4番バッター。国体優勝の祝勝旅行のハワイでゴルフに出会い、帰国後、1973年に池田CCで修行を始めるや、翌74年秋には2回目の受験でプロテストに合格。するとデビュー年となった75年に初優勝。81年には年間8勝して賞金女王に輝いた。同じ81年に米女子ツアーテストに合格し、翌年米ツアーに参戦すると、こちらもその年に初優勝し、以来主戦場を米ツアーに置く。そして87年には4勝をあげ、日本人初の米女子ツアー賞金女王となった。国内44勝、海外18勝。05年、世界ゴルフ殿堂入りの快挙も果たす。

 

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